トッテナム史を彩ったヴェルトンゲンも37歳…現所属クラブとの契約切れが迫るなか負傷で4カ月以上復帰のメド立たず
元ベルギー代表DFヤン・ヴェルトンゲン(37)は、戦列復帰のメドが立っていない。ベルギー『RTBF』が伝えている。 ベルギー黄金世代の1人にして、同国史上最高峰のDF、ヤン・ヴェルトンゲン。 かつてトッテナムの再興に大きく貢献した名手は、ユーロ2024を最後にA代表から引退し、来年4月で38歳に。所属するアンデルレヒトとの契約は、今シーズン限りとなっている。 もともと現役も昨季で引退…の見通しだったが、「別れを告げる準備ができなかった」と契約を1年延長。現地では、24-25シーズンが最後の1年になるであろうとの見立てが強い。 しかしながら、8月4日のベルギー1部第2節を最後にアキレス腱負傷で離脱しており、4カ月以上経過した現在も全体練習に戻れず。『RTBF』いわく、キャリア最長の離脱だという。 もっとも、現在リーグ3位のアンデルレヒトは、主将ヴェルトンゲンを欠いてもリーグ最少の18試合13失点。直近6試合でわずか1失点とかなり守備が安定し、影響はさほどない。 それでも、リーグタイトル奪還へ来年1月は最終ラインを補強するものと伝えられており、そうなるとヴェルトンゲンに居場所なしか。 焦点は、ヴェルトンゲンは今季終了=契約満了までに戦列復帰できるのか否か。いまのところ、治癒が遅れ、そのメドは立っていない。
超WORLDサッカー!