【チューリップ賞】スウィープフィートで誕生日Vだ 庄野師「リチャード産駒でクラシック行きたい」
「チューリップ賞・G2」(3月2日、阪神) 自らが手掛けたG1・2勝馬スワーヴリチャードの産駒だけに、どうしても力は入り、クラシックへ出したい思いも強くなる。桜花賞の権利を獲るべく、庄野靖志調教師(53)=栗東=がチューリップ賞にスウィープフィートを送り出す。 「活躍してくれているのはうれしい。いきなりG1馬を出してくれたし、自分もスワーヴリチャードの子どもでクラシックに行きたいですね」と意気込みを語る。昨年のホープフルSで、同産駒の牝馬レガレイラがG1制覇と、初年度産駒からいきなり活躍馬が出た。今度は自厩舎で重賞Vを-。前走のエルフィンSが惜しい2着だったスウィープフィートには勝ち切れるだけの能力があると信じている。 この馬の課題であるゲート練習にも余念がない。「心配していたテンションも上がっていないし、いい状態で送り出せそうです」と仕上がりに自信を見せる。 偶然にもレース当日は、庄野師にとって54歳のバースデー。スワーヴリチャード産駒で重賞Vとなれば、最高の誕生日プレゼントとなる。