子どもの好きなお話の「3つの特徴」とは?絵本のプロが教える0,1,2歳児の読み聞かせアドバイス
身近な大人が子どもに声を出して読んであげるのが絵本
色、音、ふれあい遊びに喜ぶ0歳児。身近な食べ物や動物に心と体が動き出す1歳児。主人公と自分を重ね合わせて、ハラハラ、ドキドキしたり、発見を楽しめるようになる2歳児。 絵本は子どもがひとりで遊ぶためにあるのではなく、身近な大人が声に出して読んであげるためにあるのです。子どもは言葉を耳から聞き、絵を目で読みます。お子さんと時折アイコンタクトをとりながらページをめくる楽しみを、どうぞ親子で味わってください。 【教えてくれたのは】 児玉ひろ美|読書アドバイザー 公立図書館司書とJPIC読書アドバイザーのふたつの立場から子どもの読書推進活動を展開。幼稚園・保育園から中学生まで、お話し会やブックトークの実践とともに、成人への講座や講演を行う。近年は大学にて児童文化財としての絵本の魅力を学生に伝えている。鎌倉女子大学短期大学部非常勤講師など、幅広く活躍。著書に『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』『子どもを育てる0歳・1歳・2歳児にぴったりの絵本』(共に小学館)がある
文・構成/HugKum編集部