ヤクルト・小沢怜史、守護神定着へ「150キロは出せるようにしたい」
ヤクルト・小沢怜史投手(26)が20日、神宮外苑のクラブハウスを訪れ、守護神定着に向けて今オフの課題に「球速アップ」を掲げた。 「150キロは出せるようにしたい。打者の反応もだいぶ変わってくるので、そこは大事になる。しっかりと上げられるように練習していきたい」 今季は初の開幕ローテーション入りをしたが、中盤から救援に配置転換され、最後は抑えとして活躍。チーム最多の11セーブ(6勝6敗、防御率2・55)を挙げた。ただ直球の最速は148キロで平均は140キロ。自己最速は152キロなだけに瞬発系のトレーニングを増やし、食事も「高タンパク質、低脂質」を心がけた自炊生活でレベルアップを図る。 1月は昨オフまで栃木県内で実施したが、来年は同僚の清水と同じく沖縄県内で行う予定。横手投げ右腕は「中継ぎでやるからには一番いいところでやりたい。チャンスはあるので狙っていきたい」と開幕からの抑え起用に闘志を燃やした。(森祥太郎)