前半戦の大一番、大阪ブルテオンvs.ジェイテクトSTINGS愛知の首位攻防戦。SVリーグ 男子第6節
後がなくなったSTINGS愛知は、第4セット開始から藤原直也と饒書涵を投入し、このセットを25-23で奪取。勢いを取り戻したSTINGS愛知は最終セットも15-13で制し、2時間49分に及ぶ激闘を制した。
翌日は関田誠大がふくらはぎの違和感で欠場、今季初スタメンの河東祐大がセッターを務めた。このGAME2でもSTINGS愛知はセットカウント1-2と、再び後がない状況に追い込まれるが、第4セットを奪い返すと、最終セットでは中盤から主導権を握り、GAME1を上回る2時間54分に及ぶ熱戦を制した。
首位攻防戦のポイントは、アタック決定率でリーグトップを誇る大阪Bの西田有志、ロペス ミゲル、ジェスキー トーマスらの攻撃陣を、STINGS愛知がどう止めるかだろう。
大阪Bが今季唯一の敗戦を喫した10月19日の試合では、広島サンダーズは13のブロックを決め、大阪Bのアタック決定率を45.9%に抑えている。宮浦健人とトリー デファルコには攻撃だけでなく、ブロックでの活躍も期待される。もちろん、大阪Bの山本智大、STINGS愛知の小川智大を中心とした両チームの守備も鍵を握る。
大阪Bはここまで9勝のうち、ストレート勝ちが5試合。対するSTINGS愛知は9勝のうち、4勝がフルセットでの勝利で、いずれもセットカウント1-2の崖っぷちから逆転勝利を挙げている。大阪Bが攻撃力で優位に立つのか、STINGS愛知が粘りを発揮するのか。注目の一戦は大阪Bのホーム「Asue アリーナ大阪」で行われる。
◆SVリーグ 男子第5節終了時点の順位表 1位 大阪B 9勝1敗 2位 STINGS愛知 9勝1敗 3位 サントリー 5勝3敗 4位 WD名古屋 6勝4敗 5位 広島TH 5勝5敗 6位 東京GB 5勝5敗 7位 日鉄堺BZ 4勝6敗 8位 VC長野 2勝6敗 9位 東レ静岡 2勝8敗 10位 ヴォレアス 1勝9敗
J SPORTS 編集部