コミュニケーション能力を活かせる仕事!…営業職「ルート営業」の魅力とは?
20代の社会人経験を積んだ方のなかには、コミュニケーションスキルを磨き、営業職への転職を考える方もいるでしょう。営業職には、既存の顧客を担当するルート営業があります。 【写真】「ただの髪型だから不採用にする理由がない」ちょんまげの男性、バイト先の対応に感動 本記事ではルート営業の仕事内容や働くメリット、求められるスキルなどを解説します。また、向いている人の特徴も解説するので、事前に把握し、転職活動に備えましょう。
ルート営業とは?
ルート営業とは、既存の顧客を対象にした営業活動です。自社の商品やサービスを販売している顧客を定期的に訪問し、販売状況の把握や新商品の提案などを行います。 新規開拓営業とは、目的とターゲットが異なります。 新規開拓営業の目的は新規取引であり、ターゲットは新規顧客です。一方、ルート営業の目的は既存顧客との取引の継続で、ターゲットは既存顧客に限定されます。 自社商品やサービスを継続的に取引してもらうには、既存顧客へのアフターフォローが不可欠です。
ルート営業の仕事内容
ルート営業では、既存の顧客を対象にするため、飛び込み営業やテレアポなどの新規顧客獲得の活動は行いません。 ルート営業の一般的な仕事内容を紹介します。 <既存顧客のアフターフォロー> 企業と顧客の関係は、取引が成立してからが本当のスタートです。良好な関係を維持するには、既存顧客へのアフターフォローが必須となります。 このアフターフォローを担当するのが、ルート営業です。ルート営業は、顧客が導入した商品やサービスのサポートを行います。 具体的には不具合やトラブルがないかを定期的に確認し、顧客が快適に商品やサービスを利用できる環境を整えます。 契約期間が決まっている場合は、満了時に更新の案内も行います。 <自社の新商品・サービスの提案> ルート営業は、既存顧客に自社の新商品や新サービスを提案する役割も果たします。 顧客との取引を継続させるには、新商品や新サービスの提案が欠かせません。既存商品やサービスの取り扱いが終了するケースもあるためです。 新商品や新サービスが顧客に受け入れられると、取引の継続につながります。 <顧客ニーズの把握> 顧客のニーズを把握し、課題を解決できるようにサポートするのもルート営業の役割です。 顧客のなかには、従来の商品やサービスだけでは解決できない課題を抱えているケースがあります。 ルート営業が顧客のニーズを理解し、新商品や新サービスを提案することで、課題解決に貢献できる可能性もあります。