「今の競輪界は50歳を過ぎても元気な選手ばかり」47歳ベテランレーサーが県支部長の重責から解放でもう一花に意欲!
高松競輪場のモーニング「コイコイチャリロト杯(F2)」は5日に初日を開催。初日特選5Rで3着に入った吉村和之(47歳・岐阜=80期)に話を聞いた。(アオケイ・長谷川記者) VTRを見てもらえば分かると思うが、初日の特選競走は苦しい位置から『よく届いたなぁ』という3着。かなり強く見えた。 「岐阜の支部長として4年間ずっと公務メインの生活だったけど、(今年の6月に)退任してからやっと体が身軽になりました。今は練習もしっかり出来ています。自分の見立てでは年末くらいに(結果が)出ればいいかなと思っていたし、今日のレースはちょっとデキすぎですね」 前期のS級では大きい着のオンパレードで、本人曰く「ただ走っていただけ」みたいな感じだったが、重責から解放され、時間的余裕ができたことで、もう一度頑張ろうという気持ちになっている。 「支部長職はものすごく貴重な経験だったけど、やっぱり自分は1人の競輪選手なので、レースを走って、少しでも良い着を目指すのが本来の姿だと思っている。練習をやったからってすぐに戻るとは思わないけど、ここからどこまでやれるか楽しみですね。今の競輪界は50歳を過ぎても元気な選手ばかりなので、まだまだこれからと思っています」