カナダ代表HCにスティーヴ・ミーハン氏が就任。オーストラリア出身、元近鉄BKコーチ。
カナダ代表ヘッドコーチにオーストラリア出身のスティーヴ・ミーハン氏が就任する。現地時間12月20日にカナダラグビー協会が発表した。 ミーハン氏は17年のプロキャリア経歴がある指導者で、2006年から2011年にかけてHCを務めたイングランド・プレミアシップのバースでは2007-08シーズンに欧州チャレンジカップで優勝を果たした。 フランス・TOP14のトゥーロン、スタッド・フランセ、スーパーラグビーのフォース、レッズで指導歴があり、2017年度から2季、トップリーグの近鉄でBKコーチを務めていた。直近では2021年からオーストラリアのクラブ、GPSでディレクター・オブ・ラグビーの職務に就いていた。 ミーハン氏は「カナダはラグビー界に深い情熱を持つ誇り高き国であり、これからコーチや選手と会うのが楽しみです。 選手たちに大きな可能性を感じており、カナダの国中でチームやラグビーを成長させるために私が果たせる役割を楽しみにしています」と意気込むコメントを発表している。 今年のパシフィックネーションズカップ(PNC)でチームを指揮したキングズリー・ジョーンズHCは今月4日に双方合意により退任することが発表されていた。 2019年以来となる2027年W杯オーストラリア大会を目指すカナダ代表は、来年のPNCで日本とフィジーを除く上位3チーム以内に入れば大会出場資格を得る。