プッシュアップバーが330円で購入できることに驚愕

低価格のスポーツジムの登場により、フィットネスに関心を持つ人が増えている。新型コロナの影響もおさまり、外出するようになったことで改めて運動不足を感じている人もいるようだ。ただ自宅で運動を始めようとしても、何を使えばいいか分からないという人も少なくない。 【写真】ウェイトも3種類の負荷から選べる 低コストでトレーニングをしたいなら100均で売られているグッズがおすすめだ。昨今では手軽に買える筋トレグッズも増えてきている。そこでパーソナルトレーナーの監修のもと、100均で買えるおすすめトレーニンググッズを見ていこう。 最も手軽に使用できるグッズといえば、トレーニングチューブだろう。ラテックス製チューブで、折り畳めばかなりコンパクトになる。トレーニングチューブひとつあれば、腕も足も全身のトレーニングが可能だ。 例えばトレーニングチューブを両手首にはめて、両腕を前に伸ばす。チューブがたるまないようにピンと張ったまま、両腕を左右に小刻みに動かす。肩回りや腕の筋肉に負荷がかかっていることが感じられるはずだ。 また身体を横にした状態でチューブを両足首にはめる。片側の脚を床に固定した状態で、反対側の脚を上下に動かすとお尻周りを鍛えることが可能だ。自身の筋力に合わせて強度が選べるので、まずは最も弱いチューブから試してみよう。 ライフスタイルをあまり変えずに筋トレをしたい人であれば、ウェイトがおすすめだ。手首や足首に巻くだけで、筋肉に負荷をかけることができる。重さも選べるため、まずは軽い種類から利用するといいだろう。 通勤や通学で歩く機会が多い人であれば、ウェイトをつけるだけで運動負荷は強化される。足首にウェイトを巻いて階段を昇り降りすれば、下半身を鍛えることができるだろう。手首に巻いた状態で腕を振って歩けば、上半身にも負荷をかけることができる。ウェイトの大きなメリットは、運動のために時間を取らずにすむ点だ。忙しくてなかなか時間が確保できない人には特におすすめのアイテムだ。 本格的に上半身を鍛えたい場合は、プッシュアップバーを使用したい。いわゆる腕立て伏せをする際に使用する器具だ。プッシュアップバーが無くても腕立て伏せはできるが、人によっては手首を痛めることがある。プッシュアップバーを使用すれば、手首への負担が軽減できるので、痛みのある人は使用するといいだろう。 プッシュアップバーの置く位置や、角度によって刺激を与える筋肉を変えることができる。主に胸や腕の筋肉を鍛えるのに最適だ。サイズも小さく、軽量であるため自宅に合ってもそれほど邪魔にならない。分厚い胸板に憧れを抱いている人は、プッシュアップバーの購入をおすすめする。 その他にも、100均にはさまざまなトレーニング器具が販売されている。低価格でありながらも、十分活用できるものばかりだ。運動不足を感じているのであれば、100均に行ってみてはどうだろうか。あなたの肉体を変えるきっかけが、そこにあるかもしれない。 （よろず～ニュース特約ライター・夢書房）