伯父は有名俳優。NHK大河ドラマ出演の34歳女優が明かす野望「韓国へお芝居の留学を…」
もっと内に秘めているものを出すようなお芝居を
――底上げというのは、基礎固めのことですか? 野村:そうですね。いろいろな役を演じてはきたのですが、もっと内に秘めているものを出すようなお芝居をしたい気持ちが強くなって。でも、急にできるものでもないですし、自分がやりたい役と求められているものも違う。説得力を持ってお芝居を出来るようになりたいので、そのための基礎固め、です。自分で嫌なことでも試しにいく、底上げと決めていたので、ちゃんと底(土台)になっていると自分では思っています。 ――今年、明らかに環境が変わったのではないでしょうか? 野村:変わったと思いますし、そう思いたいです。そうなるためにワークショップに行って、自分のお芝居の幅を広げたかった。こういうお芝居もできる、こういうお芝居も求めてもらえると、少しずつですが、変わってきたなと思っています。 ――今、お芝居は楽しめていますか? 野村:そうですね。お芝居はみんなで作っていくものだなと改めて思いました。夜ドラ『未来の私にブッかまされる!?』もみんなで掛け合いのセリフがとても多いので、ひとりの間によって話の流れが変わったりするんです。みんなでけんかしているシーンなども、実際にしゃべってみないとわからないことがある。正解がないので、それは楽しいところでもあり、難しいところでもありますね。
伯父・沢村一樹との関係性
――また今年は、俳優の沢村一樹さんが伯父であることも話題になりました。普段お芝居のアドバイスなどあるのでしょうか? 野村:アドバイスはまったくないんです(笑)。ただ、頻繁に会い、連絡も取るほど仲がいいけれど、お芝居のアドバイスなどはまったくなく。ただ、今まではわたしの頑張りを見守ってくれるスタンスだったと思いますが、そろそろ公表してもいいのではと伯父がインスタに写真をアップしてくれたんだと思います。そのあとお仕事の話をするようにもなりましたが、芸能界のイロハ? みたいなことはまったく話さないです(笑)。 ――また、現事務所には活躍中の俳優さんがたくさんいらっしゃいますが、交流はありますか? 野村:あります。最近は会えてないのですが、先日松本穂香ちゃんの舞台「ふくすけ2024-歌舞伎町黙示録-」を観に行きました。素晴らしかったです。松本ちゃんも素晴らしかったですし、作品そのものもよかったです。わたしは舞台の経験が一度しかないので、すごいなと感動しました。 あとは戸田恵梨香さんもすごく面倒見がよい方で、「困ったことがあればいつでも連絡してね!」と言ってくださるので、心強いです。吉瀬さんもとても話しやすく、いつもとてもフランクに接してくださいます。 ――吉瀬さんは今年インタビューさせていただきましたが、本当に気さくな方で。どういう話をするのですか? 野村:美容の話を聞いたりします。事務所の中で吉瀬さんとふたりきりで美容の話をしました。あんなにお綺麗なら、すべて教えてほしいですよね(笑)。