井上咲楽、自身初のトレランデビュー戦を完走 地元の栃木県日光で挑戦「かけがえのない感覚でした」
ミドルコース35キロを5時間19分45秒で完走
タレントの井上咲楽が地元の栃木県日光市で行われた「第9回 日光国立公園マウンテンランニング大会」に招待選手として出場。今回がトレランデビュー戦となり、ミドルコース35キロを5時間19分45秒で完走したと10日、自身のインスタグラムで報告した。 【写真】日光の絶景や完走証 井上咲楽がゴールする瞬間 泥だらけになりながら完走した姿をアップした井上は「日光国立公園マウンテンランニング大会! 無事にゴールしました ミドルで出場 記録は5時間19分45秒で、女子で5位、年代別女子で1位でした」と喜びを伝えた。 今回の大会では、スタートとゴール地点が世界遺産・日光東照宮へと続く紅葉に彩られた表参道に設けられ、ミドル 35キロのランナーは稲荷川砂防堰堤群ハイキングコースを駆け抜ける絶景ルートを体験することができた。 井上は「景色がとにかく最高でした! 日光の紅葉や山がとても美しくて、こんなに美しい場所を走れることの感動で心がいっぱいになりました」と振り返った。ミドルコースに登山道が多く含まれているため、レース中の戦略は「上りはとにかく心拍をおさえて、歩きに切り替えること、歩く時も休むんじゃなくてしっかりと歩くことを意識して、下りはスリルを楽しむ意識を心に叩き込んで走っていたつもりです!」と説明。 しかし、後半になると苦しい場面もあったようで、「一歩一歩が鉛のように足が重くて、痛くて、ここでタレるかもしれないと思いました。一歩を前に出すのがやっと。この時の私ができることは、この一歩をしっかり歩くことを何度も何度も積み重ねることだけでした。一歩をしっかりのぼって、タイムを縮めていくしかない。それに徹して、一歩進んでは『いいぞいいぞ』と鼓舞しながら進んでいました」と、過酷なレースを乗り越えた心境を明かした。 また、「ウッとくるその気持ちを飲み込んで、修行のようにしっかり歩くを積み重ね、最後は走ってゴールできました。トレランに力を入れたいんですと伝えてから、今年は何度も練習ロケに行かせていただき、その度にたくさんのスタッフさんがサポートしてくださっていました」と感謝の気持ちを込めた。 そして、これまでの練習でともに走ったプロトレイルランナー宮崎喜美乃、田中嵐洋、福島舞、上田瑠偉、京都の70キロトレイルを一緒に走った視聴者ランナーへの感謝の言葉を述べ、「いままで一人で好きな時間に好きなようにロードを走ることが多かった自分にとって、かけがえのない感覚でした」「みなさん『結果より楽しむことだよ』と優しく声をかけてくださいましたが、たくさん楽しんだ結果、記録を残して報告することができて本当に良かったです。報告できることが何より嬉しかった! 私の人生初のトレランレースで地元の栃木を走れたことも貴重でした! 声をかけてくださったランナーのみなさん、沿道のボランティアのみなさん、ありがとうございました」とつづった。
ENCOUNT編集部