【日本ハム】中島卓也が現状維持でサイン「2軍の練習をもっとメリハリつけて」球団に提案も
日本ハム中島卓也内野手(33)が4日、北海道北広島市内の球団事務所で、今季年俸2500万円の現状維持でサインした。 【一覧】日本ハムの契約更改状況 今季は46試合の出場で、打率2割0分5厘、0本塁打、2打点、4盗塁。プロ16年目。経験豊富なベテランとして、勝負どころの代走や、守備からの出場で、チームの勝利に貢献。「もっと試合に出たいという思いもあったし8月、9月のCSを狙うっていう時期にファームにいたのは悔しかった。143試合もっといい結果を求めたい。ケガせず1軍でプレーできるように」と来季を見据えた。 ベテランとして球団に要望も伝えた。 「球団からは『もっと長く野球をしてください』と言われました。長く1軍でいられなかった。あとは2軍にいる期間が多かったので、もっと練習の仕方、雰囲気とか、もっとうまくできたらと。ケガは良くないと思うんですけど、やるところはやる、抜くところは抜くというメリハリをもっとうまくやったほうがいいんじゃないかと伝えました」。 CSで1軍登録され、ファイナルステージのソフトバンク戦に出場。「結構緊張はしたんですけど、やるべきことはしっかりやろうと試合に臨めた」。大舞台を経験した上で感じたこともあった。「3連敗というのは力の差を感じた。来年、ソフトバンクだけじゃなくて、他のチームもファイターズをたたきにくると思うので、その中で、当たり前のプレーを当たり前にするのが一番難しいと、CSに出ていて思った。僕も含めて、つなぎ役、かえす選手もそろっている。今年はピッチャーの守りで勝ったと思うので、野手もミスなくやればチャンスはある」。背中で引っ張り、チームのリーグ優勝、日本一をたぐり寄せる。(金額は推定)