『べらぼう』<これは子どもに見せられない>と思った瞬間、画面に映ったのは…視聴者「私の心が汚れていました」「家族で見ていて焦った」「帯を引っ張って回してますよね?」
◆大河ドラマ『べらぼう』にて 横浜流星さん主演の大河ドラマ『べらぼう』(NHK総合/毎週日曜夜8時ほか)。第1回「ありがた山の寒がらす」が1月5日に放送され、話題になっています。 次回予告。吉原のために東奔西走する蔦重。<稀代の天才>源内を探し<本屋商売の師>孫兵衛と交渉する蔦重に花の井が伝えたのは… *以下、第1回「ありがた山の寒がらす」の放送内容のネタバレを含みます。 ●「ありがた山の寒がらす」あらすじ 明和の大火から一年半、蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星さん)は、茶屋で働く傍ら貸本業を営んでいた。 ある日、松葉屋を訪れると、幼なじみの花魁・花の井(小芝風花さん)から、朝顔(愛希れいかさん)に届けものを託される。しかし蔦重が、浄念河岸の二文字屋を訪れると、ひどく衰弱した朝顔の姿があった。 吉原の場末である河岸見世の女郎たちの酷い惨状をみて、思い悩む蔦重。そんな中、吉原で付け火の事件が起きて騒然となり…。
◆田沼屋敷にしのびこんだ蔦重 ドラマ後半。 困窮する吉原の女郎たちのため、岡場所や宿場の飯盛り女を取り締まってもらおうと、奉行所へ訴え出た蔦重。しかしそういった話は名主から持ってくるように、と受け付けてもらえません。 困った蔦重でしたが、炭売りの男から「田沼意次なら話を聞いてもらえるかも」との助言を受け、田沼屋敷に向かいます。 その後、商人・和泉屋の手代のふりをして屋敷へうまく忍びこんだ蔦重。 控えの間まで進むと、取次の指示通りに客用に用意された二人分の<百川の折詰>を手に取り、順番が来るまで待機することに。
◆「何を…よいではないか」 そこで場面が転換し、屋敷の外へ。すると画面には、木陰での男性と女性のやりとりが映ります。 女性の「若様なりませぬ」の声に対し、「何を…よいではないか」と迫る男性。 対してさらに女性は「あっ、なりませぬ」と続けます。 いったい昼間から二人は木陰で何を…と思った次の瞬間! 画面には風呂敷に包まれた、たくさんの<百川の折詰>が映ります。
◆声の正体は すると、ここで字幕放送に”田沼意知”との紹介が入り、「構わぬ。皆で食うが良い」との意次の子・意知(宮沢氷魚さん)の声が。 「あ、かようにたくさん」と驚く女性に対し、「どうせ無駄に太った親父しか来ぬのだ」と答えて折詰を渡した意知。 「ありがとうございます!」と深々に頭を下げてその場を去った女性が”下女”だったことを、副音声はここで初めて明かします。 それから屋敷付近まで戻った意知は、遠くから蔦重と父・意次らのやりとりを眺めるのでした。
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