13周年を迎えたHKT48が全メンバー出演の記念コンサートを開催「また新しいHKT48をつくっていきたい」
HKT48劇場オープン13周年を迎える記念すべき日に、地元・福岡サンパレス ホテル&ホールにて全メンバー出演の「HKT48 13th Anniversaryコンサート」が開催された。(渕上舞、松本羽麗、堤楓夏は不参加/昼公演のみ中学生メンバー15名不参加) 【写真】HKT48全メンバー出演の13周年記念コンサートの模様【19点】 学業で中学生メンバー15名が不在となり、高校生以上のメンバー32名が出演した昼公演。「カワイイ」をテーマに、平均年齢21歳の大人メンバーがAKB48グループ珠玉のアイドルソングをフレッシュにパフォーマンス。 MCでも「カワイイ」をテーマに各メンバーのアピール合戦となったが、大人メンバーの過剰な「カワイイ」には笑いが起こる一幕も。最後は盛大な声援が響く中、「最強アイドルよろしく!」で締めくくり、全33曲の「カワイイ」パフォーマンスは幕を閉じた。 そして迎えたメンバー総出演の夜公演。1曲目からバンドの生演奏による「HKT城、今、動く」。迫力あるバンド演奏はもちろん、寸劇や客席でのパフォーマンスなど、開演から会場のボルテージを一気に引き上げ、13周年記念にふさわしい幕開けとなった。 「こんな時代に…」では、吉田めいがバイオリン、田中伊桜莉がフルート、秋吉優花がギターでバンドセッションに加わり、さらに大きな歓声があがった。グループ最年少の呉優菜は2012年2月13日生まれの12歳。冒頭のMCで13年前は何をしていたかを聞かれた呉が「お母さんのお腹の中です」と答える場面では、悲鳴にも近い驚きの声と、どよめきが起こった。 本公演では、これまでHKT48劇場にて上演した162曲の公演楽曲の中からファンが投票したTOP5を披露。公演出演回数1000回を達成した卒業生の下野由貴と上野遥がスペシャルMCとしてこのコーナーを盛り上げた。 続々とランクイン楽曲のパフォーマンスが続く中、第1位となったのは、2014年~2018年まで、チームHとチームKIVで上演した『シアターの女神』公演の「好き 好き 好き」。イントロが流れると客席からは大きな歓声が上がった。 後半は、各期ごとのパフォーマンスや、最新シングル「僕はやっと君を心配できる」、ライブチューンの「メロンジュース」、気志團とコラボして話題を呼んだ楽曲「しぇからしか!」を中学生メンバーで披露するなど、13年間を振り返るシングル楽曲が並んだ。 盛大な拍手に迎えられたアンコールで2期生の秋吉優花は「(後輩が増えて)HKT48の景色がすごく変わったなと思った1日でした。1期生の先輩方から教えてもらったことを継承しながら、そしてまた新しいHKT48を作っていきたい」と話し、チームHキャプテンの豊永阿紀は「まだまだ走り続けていきますので皆さん、ぜひ14年目のHKT48にも期待してください」と挨拶をした。 「HKT48がHKT48であり続けるために」との曲紹介で最後に披露されたのは、「To be continued.」。メンバーひとりひとりの目標や夢、そして感謝のメッセージが放映され、客席からは温かく、盛大な拍手と声援に包まれたフィナーレとなった。 また、卒業を発表している3期生の荒巻美咲と6期生の最上奈那華にとっては本公演がラストコンサートとなった。