【バスケ】琉球が4強進出 堅い守備でロースコアの展開制しA東京の追い上げ振り切る
<バスケットボールBリーグ1部(B1):アルバルク東京57-58琉球ゴールデンキングス>◇13日◇チャンピオンシップ準々決勝第3戦◇東京・有明コロシアム 1勝1敗で迎えた最終戦で琉球(西地区2位)がA東京(東地区2位)を破り、準決勝進出を決めた。コロナ禍でポストシーズンが開催されなかった19-20年シーズンをのぞけば6季連続の4強進出。準決勝では宇都宮-千葉Jの勝者と対戦する。 琉球は第1クオーター(Q)終盤に追い付き、さらにディック・ローの3点シュートで勝ち越した。第2Qも優位に運び、岸本隆一の2連続3点シュートなどでリードを広げた。その後追い付かれたものの、再び得点を挙げて32-29と今シリーズ初めてリードして折り返した。後半も激しい攻防が続き、残り1分を切って追い付かれたが、ダーラムのフリースローで勝ち越した。堅い守備からリズムを作り、流れを渡さなかった。 桶谷大監督は第2戦で敗れたあと「後半は自分たちのバスケができていた。その流れを継続して、もう1度我慢強く戦い、アウェーで3戦目を取れるように準備していく」と話していた。その言葉通り粘り強く戦い、ロースコアのゲームをものにした。 チーム一丸となり、2連覇に向けてさらに加速していく。