塚越広大がThreeBond Racingの監督に就任。三宅淳詞とともにSFでの勝利を目指し「改めて体制を整え臨みます」
1月10日、全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するThreeBond Racingが2025年シーズンのチーム体制を発表した。引き続き1台体制で三宅淳詞がステアリングを握る一方で、新たに塚越広大が監督に就任したことが明らかにされた。 【写真】チーム加入2年目を迎える三宅淳詞(ThreeBond Racing) 道上龍率いるドラゴコルセとジョイントし、ThreeBond Drago CORSEとして2020年からシリーズに参戦を開始した同チームは、2023年シーズンより株式会社スリーボンドが母体となってチームを統括する体制となり、ThreeBond Racingとして1台体制でスーパーフォーミュラへ参戦している。 ただ、参戦開始から5年目となった2024年は苦戦が続きノーポイントでシーズンを終えることになった。2025年シーズンの上位浮上に向けて改めて体制が整えられるかたちとなり、2024年シーズンまで同チームのアドバイザーを務めた塚越が新たに監督を務めることになった。 「2025年からThreeBond Racingの監督を務めることになり、僕自身新しいチャレンジが始まり興奮しています。昨年までもアドバイザーとしてともに戦ってきましたが、皆様の期待に応えることができず悔しいレースが続いていました」と塚越監督はコメント。 「我々はともに戦う仲間と勝利するため、改めて体制を整えレースに臨みます。関連企業並びに関係者の皆様、ファンの皆様、応援よろしくお願いします」 またドライバーについては、2024年12月11日に行われたホンダ/HRC(ホンダ・レーシング)の2025年四輪モータースポーツ体制発表会の時点では未定となっていたが、スーパーフォーミュラ参戦3年目、チーム加入2年目を迎える三宅が継続することが明らかにされた。 「全日本スーパーフォーミュラ選手権に今シーズンもThreeBond Racingから参戦させて頂けることになりました。引き続き、素晴らしいチャンスを頂けたスリーボンド様には心から感謝の気持ちでいっぱいです」と、三宅はコメント。 「昨年は非常に悔しいシーズンになりましたが、今年はThreeBond Racingとともに戦う2年目のシーズン、恩返しができるよう結果にこだわって全力を尽くしますので、ご声援宜しくお願いいたします」 なお、2025年シーズンのチーム代表は株式会社スリーボンドが務め、メンテナンスは引き続きクインゲルト株式会社が担当する。 塚越監督率いる新たな体制となったThreeBond Racing、2025年シーズンはどのような戦いぶりを見せてくれるだろうか。その走りに注目が集まる。 ■ThreeBond Racing 2025年スーパーフォーミュラ参戦体制 カーナンバー:12 チーム代表:株式会社スリーボンド 監督:塚越広大 ドライバー:三宅淳詞 メンテナンス:クインゲルト株式会社 [オートスポーツweb 2025年01月10日]