中国経済は終わった…!経済長期大低迷を示す「国債バブル発生」でついに明らかになる「習近平の大罪」
激しいダンピング競争
中国人の財布の紐もますます硬くなっている。 5月末から実施されていた大型ネット通販セール「618」はセール期間を延長したが、盛り上がりに欠ける結果に終わった。一部の安売り業者が、なんとか需要を掘り起こそうとコーヒーから自動車、衣料品に至るまであらゆるものを値下げしており、価格競争が一層激化している(6月11日付ロイター)。 中国も「日本型デフレ」の病に罹ってしまったと言えよう。 「泣き面に蜂」ではないが、異常気象も中国経済にとって大きなマイナスだ。 昨年と同様、北部で猛暑・干ばつ、南部で大雨・洪水が続いており、中国の国土は荒れ果てるばかりだ。 だが、それ以上に心配なのは、将来を悲観した中国の若者たちの心の荒廃だ。日本の長期停滞は、失われた世代を生んだが、中国でもやはり同じことが起きようとている。 後編「習近平が落ちた「長期“没落”の罠」…! 「校内暴力」と「暴走族」があいつぐ中国で、「愛に飢えた若者たち」の間で起こり始めた「異変」」では、まさに中国版「ロストジェネレーション」が陥っている悲惨な状況を詳しく見ていこう。
藤 和彦(経済産業研究所コンサルティングフェロー)
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