早大出身者初の世界王者の岩田翔吉「少しずつ実感が湧いてきている」 初防衛戦はスガノブとの指名試合有力
2日間にわたる国内史上最大級のプロボクシング興行「Prime Video Boxing10」(13、14日、東京・有明アリーナ)の8大タイトル戦で勝利した日本選手の会見が15日、東京ドームホテルで行われた。 13日にWBO世界ライトフライ級新王者となった岩田翔吉(28)=帝拳=は「少しずつ実感が湧いてきている」。王座決定戦で同級2位のハイロ・ノリエガ(31)=スペイン=に3回TKO勝ちし、約2年ぶり2度目の世界戦で、早大出身者初の世界王者となった。 次戦は同級3位のレジー・スガノブ(26)=フィリピン=との指名試合が有力で「次はすごく気を引き締めないと」と早くも初防衛戦を見据えた。 興行は動画配信サービスのアマゾンプライムビデオで独占生配信された。プロ戦績は岩田が15戦14勝(11KO)1敗、ノリエガが15戦14勝(3KO)1敗、スガノブが16戦15勝(5KO)1敗。(尾﨑陽介)