伊藤紗弥はモンクペットに勝利してパヤフォーンとの再戦につなげたい

　ムエタイの「第4回RWS（ラジャダムナン・ワールドシリーズ）日本大会」（12月1日、神奈川・横浜大さん橋ホール）のカード発表会見が24日、横浜市内で行われた。 　今月19日にタイで行われた初代ラジャダムナンスタジアム認定女子ミニマム級（105ポンド＝約47・63キロ）王座決定戦で、元K－1女王のパヤフォーン・バンチャメイク（タイ）に判定負けした伊藤紗弥（25＝尚武会）は、そのパヤフォーンに勝利したこともあるモンクペット・ペットプラオファー（タイ）と戦う。伊藤は昨年9月にモンクペットと対戦しており、その時は判定で敗れている。 　今回の伊藤VSモンクペットは、勝者がパヤフォーンに挑戦する次期挑戦者決定戦の意味合いが強い試合になるという。伊藤は昨年9月に判定負けしているモンクペットにリベンジし、パヤフォーンとのリマッチにつなげたいところだ。 　伊藤はこの日の会見で「先日、日本で応援してくださった方々ありがとうございます。結果を残せなくて申し訳ないです。次、もう1回チャンスをつかむためにこの試合は落とせないと思うので、全力で頑張ります。応援よろしくお願いします」とあいさつ。 　パヤフォーンとのラジャ王座決定戦での敗戦について聞かれると「もちろん落ち込みました。夜、寝られなくて。寝ずにアユタヤに遊びにいきました（笑い）。（藤原）乃愛ちゃんが来てくれたので、みんなで遊びにいきました」と説明。次期挑戦者決定戦となる今大会でのモンクペット戦へ向け「気持ち的には今は前を向いているのでもう1回チャンスをつかむように頑張ります」と意気込んだ。 　＜発表対戦カード＞ 　▼ラジャダムナンスタジアム認定スパーフライ級（52・16キロ）王座戦3分5R 　吉成名高（エイワスポーツジム）　VS　ラックエラワン（タイ） 　▼スーパーライト級（63・5キロ）3分3R 　大和哲也（大和キックボクシングジム）　VS　ザ・スター・ペットキアペット（タイ） 　▼フライ級（50・8キロ）3分3R 　奥脇竜哉（エイワスポーツジム）　VS　カムパントーン・チョーハーパヤック（タイ） 　▼フェザー級（57・15キロ）3分3R 　品川朝陽（エイワスポーツジム）　VS　カルロス・セブンムエタイジム（スペイン） 　▼バンタム級（53・5キロ）3分3R 　松田龍聖（大原道場）　VS　ゴッダオ・ペットソンヌーン（タイ） 　▼103ポンド（約46・72キロ）契約2分3R 　伊藤紗弥（尚武会）　VS　モンクペット・ペットプラオファー（タイ） 　▼バンタム級（53・5キロ）2分3R 　カラケッド・クルンダム・コマンドジム（タイ）　VS NA☆NA（エスジム） 　▼46キロ契約2分3R 　藤原乃愛（尚武会フジワラムエタイジム）　VS MIREY（WSR三ノ輪） 　▼53キロ契約3分3R 　渡部隼（尚武会）　VS　キリョウ・シリラックムエタイ（シリラックジャパンムエタイジム）