新学期に胸膨らませ 県内5市町、小中学校で始業式
富山県内5市町の小中学校で27日、2学期が始まった。富山、高岡、氷見、南砺、立山の公立学校で始業式が行われ、児童生徒が新学期の生活に胸を膨らませた。 今年4月に開校した高岡市高岡西部小では、荻沢芳美校長が全校児童520人を前に、能登半島地震で甚大な被害を受けた輪島市を訪れたことを写真を見せながら紹介し、「友達と一緒にいられることを幸せに感じ、学校全体が楽しいすてきな場所になるよう頑張ろう」と呼び掛けた。その後元気よく校歌を歌った。 5年生の教室では児童が教諭からの話を聞き、学習発表会や音楽会、持久走大会などの行事に全力で臨むことを誓った。山田瑠莉さんは「夏休みはキャンプが楽しかった。2学期は何事も率先して取り組みたい」と話した。 始業式は28日が射水市、9月2日に黒部、魚津、滑川、小矢部、砺波市、朝日、入善、上市町、舟橋村で行われる。南砺市では22日の利賀学舎を皮切りに順次行っている。