英母国メディアはイングランド惜敗も健闘を評価「あら探しする時じゃない」
インディペンデント電子版は「クロアチアは勝利に値する試合をした」と述べ、「ダリッチ監督はコンビネーションを探し出し、それがうまくいったようである。しかし、それよりも、選手たちが適応し、全てをワールドカップにかけていることが最も賞賛に値することだろう。それで彼らは決勝進出を勝ち取ったのだ」と、クロアチアを称えた。 だが、その一方で、「イングランドにとっては夜明け」と表現。52年ぶりの決勝進出を逃したイングランドをたたくことはしなかった。 「今の痛みが消えていけば、この大会は、誰もが期待していた以上の大会だったとして思い出されることだろう。決勝進出のチャンスを逃したのは確かだ。しかし、長い目で見れば、新しい何かのスタートである。テクニカルフットボールへのシフトである」と伝えた。 32歳のルーニーが昨年8月に代表を引退するなど、今大会はスター不在で、先発メンバーの多くがワールドカップ初体験。チームの平均年齢も約26歳と若いメンバーで挑んだイングランドよ、よくぞ健闘したーー。それが母国ファンやメディアの見立てのようだ。