角田裕毅、ミラノへの引越しも終えてリフレッシュ。寒いラスベガスは「タイヤとブレーキの温度が鍵!」
サンパウロGPから2週間が経ち、今週末にはラスベガスGPが行なわれる。同グランプリは、昨年初開催され今年で2回目。11月下旬の砂漠地帯、しかもナイトレースということもあって、気温が下がることが予想される。 【動画】角田裕毅とリアム・ローソンがストックカーに挑戦! 昨年に続きこのラスベガスでのGPに挑む角田裕毅(RB)は、大活躍したサンパウロGPから今回までの間にミラノに引っ越すなど、リフレッシュした日々を過ごしたようだ。 角田はF1デビュー当初はイギリスに住んでいたものの、その後チームの拠点があるファエンツァに転居。しかし今回そのファエンツァを離れ、イタリアの大都市のひとつであるミラノに移った。近くには、仲良しのピエール・ガスリーも住んでおり、ウェルカムパーティを開催してもらう予定であることも、別の場で語られている。 「ブラジルでのレースが終わった後、少し長い休みがあったので、引越しをする時間もありました。シーズン最後の3連戦に備え、シミュレータにも何度か乗りました」 角田はチームのプレスリリースに、そう語った。 「(ラスベガスは)ストリートサーキットとしては1周が非常に長く、コーナーは低速が中心になっている、珍しいタイプのコースです」 「マシンのセッティングは、3本の長いストレートエンドのブレーキングを助け、コーナリングからの立ち上がりでトラクションをかけるために、十分なダウンフォースを確保しなければいけません。しかし非常に長いストレートでトップスピードに影響するような空気抵抗を発生させないよう、妥協点を見出す必要があります」 「夜で非常に寒くなりますから、レースの長いスティント中や予選のフライングラップで、ブレーキとタイヤを適切な作動ウインドウの中に留めておくことが主な課題のひとつです」 昨年初開催だったラスベガスは、F1肝煎りのイベントだったこともあり、様々なイベントが催された。今回どんなイベントが開催されるのか、楽しみにしていると角田は言う。 「昨年はドライバーが関与するコース外のアクティビティが多かったです。今回主催者が何を計画しているのか、楽しみですね!」
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