野津田岳人、タイのBGパトゥム移籍が決定「広島はサッカー人生そのもの。夢のような時間でした」
サンフレッチェ広島は、MF野津田岳人がBGパトゥム・ユナイテッドFC(タイリーグ1部)に完全移籍することを発表した。 広島県出身で、サンフレッチェ広島でジュニアユースからプレーする野津田。2012年からトップチームでプレーすると、その後アルビレックス新潟、清水エスパルス、ベガルタ仙台へ期限付き移籍。2019年に一度復帰したが出番をつかめず、2021年にはヴァンフォーレ甲府へとレンタル移籍し、J2リーグで41試合出場2ゴールの活躍を見せていた。 そして2022年に再び広島でプレーし、ミヒャエル・スキッベ監督の下で出番を増やしていた。しかし今季はリーグ戦4試合の出場にとどまると、20日に退団することが決定。手倉森誠監督の指揮するパトゥム・ユナイテッドへの加入が決まっている。野津田は移籍に際し、広島の公式HPで感謝を述べた。 「僕は幼い頃からサンフレッチェ広島というクラブに憧れ、そしてここまで育ててもらいました。このクラブは僕にとってのサッカー人生そのものです。そんなクラブで今までプレーさせてもらえて本当に夢のような時間でした」 「ここまで、多くの偉大な先輩達、そして可愛い後輩達といった最高のチームメートやスタッフの方達と一緒にプレーできた事、たくさんのタイトルを取れた事、そしていろいろな方の想いが詰まって完成した最高のスタジアムでプレーできた事は忘れません」 「ただ自分自身、まだまだやれる自信があり、選手である以上試合に出てプレーをしたいという思いがありました。そして広島から他のJリーグのクラブに行くのではなく、今までとは違った国、環境で新たに挑戦し、プレーヤーとしても人間としても成長したいという思いでこの決断をしました。この決断を受け入れてくれたクラブには本当に感謝しかありません」 「ファン・サポーターの皆さん、今まで本当にたくさんの応援をありがとうございました。広島のファン・サポーターの元でプレーできたことは僕の誇りです。どんな時もサポート、応援していただきありがとうございました。広島の誇りを胸に新たな環境で輝けるように頑張ってきます。今まで本当にありがとうございました」 「サンフレッチェ広島がエディオンピースウイング広島で数多くのタイトルを獲得できることを心より願っています」