4試合連続無失点も得点奪えず アルビレックス新潟レディース 三菱重工浦和レッズレディースとスコアレスドロー
WEリーグ・アルビレックス新潟レディースは24日、ホーム・デンカビッグスワンスタジアムで三菱重工浦和レッズレディースと対戦。相手に3倍以上のシュートを打たれるものの、チーム全員で守り切り0対0のスコアレスドローとなりました。 試合は序盤から攻撃力に勝る浦和に押し込まれる時間帯が続くものの、新潟はチーム全体でしっかりと守備をして、得点を許しません。 前半16分には、DF園田瑞貴からのロングパスに、この試合が今季初先発のMF川村優理が合わせようとしますがジャストミートせず、得点を挙げられません。 後半も浦和にボールを握られ、攻め込まれる時間帯が続きますが、新潟は4バックから5バックにして、さらに守備の強度を上げます。 すると後半41分でした。カウンターから3対2の局面を作ると、FW川澄奈穂美のクロスにMF滝川結女が合わせますが、ポストをたたき得点ならず。 このまま試合終了。シュート数は浦和14に対し、新潟は4。実に3倍以上のシュートを打たれながらも無失点に抑えた新潟は、これで公式戦4試合連続の無失点です。 次の試合は、リーグ戦前期の最後の試合です。アウェーでノジマステラ神奈川相模原と対戦します。 【試合後の声】 ▼橋川和晃監督 4試合連続で0に抑えることができたのはよかった。もう少し精度とクオリティーを上げていきたいと感じた。次の前期最後の試合は、しっかりと勝ち点を取らないといけない試合になるので、次の準備をしっかりして、次は勝ち点3をしっかり取りたい。 ▼川村優理選手 本当に自分たちのやりたいサッカーが徐々にできるようになってきているなと思うので、積み重ねて上位の相手から勝ち点3が奪えるようなチームに、チーム全員で頑張っていきたい。 ―サポーターの声援について どの試合でもサポーターの声援はすごく力になるし、本当に苦しい時に声援を聞くと、やっぱりもっと頑張って走んなきゃと背中を押されます。 ▼川澄奈穂美選手 勝ち点3が欲しい中での試合だったが、最低でも勝ち点1というところは共有していたので、最低ラインはクリアできたかな。 堅守というところから、いい攻撃の流れを作るというのは少しずつ出来てきているのではと思うので、しっかりと仕留めるというところまでこだわっていきたい。