ドライバーショットは“飛ばす”よりも“運ぶ”イメージが大切! ベテラントップアマから学ぶ“知恵”と“ワザ”
関澤さんが実践する5つの考え方
【考え方01】 「飛ばすことよりも、いかに狙ったところに打てるかが大事」 「ドライバーを握ると『とにかく遠くへ飛ばしたい』という人が多いですが、大切なのは狙ったところに打てるかどうか。そのホールのマネジメントを考えて、狙いどころを決めていきます」 【考え方02】 「自分の“持ち飛距離”はキャリー何ヤードなのか知っておく」 「ドライバーも他の番手と同じように自分の“持ち飛距離”を知っておくことが大切。キャリーの持ち飛距離を把握することで、はじめて狙いどころが決まってきますから。私は、年間で3パターン考えてます」●真夏→250Y ●真冬→230Y ●それ以外→240Y 【考え方03】 「“ドライバー上手”はいつも同じリズム、同じところに打っていく」 「いつも一定のリズムで、同じところに打っていける人が“ドライバー上手”な人だと思います。自分の持ち飛距離以上に飛ばそう、振ろうとすると、バランスが崩れて、球がバラけてしまいます」 【考え方04】 「狙いどころは大きな円。そこにボールを入れていくイメージ」 「狙いどころは、左右30ヤード、前後20ヤードくらいの大きな円をイメージするのがいいと思います。やみくもに飛ばそうとするのではなく、自分の持ち飛距離でその大きな円の中にボールを入れていく感じですね」 【考え方05】 「次が打てる“OK”ゾーンへボールを運ぶ。ティーショットはこれが最優先」 「要は、行ってはいけない“NGゾーン”ではなく、次のショットが打てる“OKゾーン”へボールを運んでいくことが最優先事項だと思います。飛びすぎて“NGゾーン”に行ったらミスなんです」
“OKゾーン”に打つためには丁寧なセットアップが肝心
狙ったところに打っていくためには、ターゲットに対して、きちんと構えることが重要、と関澤さんは語る。 「スウィングのような“運動”をいつでも一定にするのは難しいですが、止まっている“構え”なら、工夫をすればいつでも一定にできますよね。きちんと構えられれば、狙ったところにボールを運びやすい。ですから打つ前のセットアップを丁寧に行うようにしています」