【なでしこ】主将はDF熊谷紗希に託す意向「彼女の経験はこのチームの大きな財産」池田太監督
日本サッカー協会(JFA)は14日、女子日本代表なでしこジャパンのパリ五輪(オリンピック)メンバー18人とバックアップメンバー4人を発表した。 チームを率いる池田太監督(53)は、主将については、これまで通りDF熊谷紗希(33=ASローマ)に託す意向を示した。 「今、発表があって、本人と話したわけではないので、こちらからは意思の確認はしていないですけど」と断りながら「ここのチームをずっと引っ張って戦ってきてくれる熊谷選手に、またチームをまとめてもらおうかと考えています」と信頼を寄せた。 その上で「キャプテンとしても、選手としても、やはり彼女の経験というものは、このチームの大きな財産」として「五輪のいろいろな想定外が起きた時も対応してもらえるし、若い選手と年齢関係なくフラットにコミュニケーションを取りチームを引っ張ってもらえれば」と期待をかけた。 チームは7月13日の壮行試合「MS&ADカップ2024~能登半島地震復興支援マッチ がんばろう能登~」ガーナ戦(金沢ゴーゴーカレースタジアム)を経て渡欧し、同25日に1次リーグ初戦スペイン戦を迎える。28日に第2戦ブラジル、31日に第3戦ナイジェリア。全12チーム参加の五輪では初の金メダルを目指す。