センバツ高校野球 東海大菅生と二松学舎大付 2校の夢、みんなの夢に 学校地元に応援ポスター /東京
18日に開幕する第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する東海大菅生と二松学舎大付のセンバツ応援ポスターが両校の校内や地元区役所などに掲示され、応援ムードを盛り上げている。【加藤昌平、小林遥】 今大会のポスターは、モデルで高校2年の久慈愛さん(17)をイメージキャラクターに起用。「いつからか、私の夢にもなっていた」とキャッチコピーが添えられている。 あきる野市の東海大菅生の校舎では2日、学期末テストを終えた生徒会の役員たちがポスターを掲示した。生徒会長の田中海成(かいせい)さん(2年)は、昨夏の西東京大会決勝を球場で応援したことに触れ、「野球部の熱が伝わってきた。その時は負けてしまったが、悔しさを糧にセンバツ出場を決めてくれたので、優勝してほしい」とエールを送った。 副会長の清水綾音(あやね)さん(同)は渡部奏楽(そら)主将(同)と同じクラス。「とても面白くてクラスメートみんなを笑顔にしてくれる。甲子園でも頑張ってほしい」と笑顔を見せた。 二松学舎大付の校舎がある千代田区の区役所にも2日、掲示板や区長室などにポスターが掲示された。今後、区職員に応援メッセージを書いてもらい、初戦がある日に区公式ツイッターやフェイスブックなどに投稿するという。 野球経験があり、センバツを楽しみにしているという広報広聴課の宮間貴史・報道担当係長(39)は「目指せ優勝!」と力強く書いた。「千代田区の誇りです。相当な努力をしてきたんだと思う。区職員一同、応援しています」とエールを送った。ポスターは区内6カ所の出張所にも配る予定という。