「ちょっとやせたい」ダイエット目的はNG……肥満症向け30年ぶり新薬「ウゴービ」の注意点 副作用や“メンタルへの影響”も
■消化器に影響するウゴービの副作用
小栗委員長 「小川教授は『ウゴービは消化器に影響するため、吐き気や下痢、便秘などの副作用が出たり、食欲を抑えるのでメンタルに影響を及ぼす可能性もある』と指摘しています。また、肥満の程度が低いと副作用がより強く出る可能性もあるといいます」 廣瀬俊朗・元ラグビー日本代表キャプテン(「news zero」パートナー) 「副作用のリスクがある中で、ちょっとやせたいという気持ちで薬を使用することがあると危険だなと思いました。処方する医師側のモラルも問われます。薬が大事な人には使ってほしいですが、運動や食べ物に気をつけるなどで予防していくのも大事かなと思います」 有働キャスター 「簡単にやせられる薬ではなく、副作用の恐れがある治療薬です。重病や命のリスクがある方が待ち望んだ薬だと思いますので、国も製薬会社もしっかりとした体制で、患者さんに届けてほしいです」 (2月22日『news zero』より)