「事件について考えない日はない」安倍元総理銃撃 山上被告 事件から1年以上経過し心境明かす
安倍晋三元総理銃撃事件で殺人などの罪に問われている山上徹也被告が「事件について考えない日はない」などという趣旨の話をしていることを、弁護団が明かしました。 山上被告は、2022年7月、奈良市で演説中の安倍元総理を銃撃して殺害した罪などで、起訴されています。 山上被告は裁判の争点の整理などを行う第二回公判前整理手続きが1月下旬に行われましたが、関係者によりますと、第一回手続きに欠席した山上被告は一転して出席したということです。 4日、山上被告の弁護団が報道各社の取材に応じ、出席した理由について、「自分の手続きなので一度見てみないとわからないと思ったから」と話していることを明かしました。 また、事件から1年以上が経過し現在の心境について「事件について考えない日はない」という趣旨の話をしているということです。 さらに今後の手続きへの出席については、前向きに考えているということです。