尾上右近&松田元太のナレーションで贈る「ライオン・キング ムファサ」サンドアート特別映像公開 温かく切ない“兄弟の絆”を表現
ディズニーの超実写版「ライオン・キング ムファサ」より、主人公ムファサと弟タカ(後のスカー)の関係性を1分で予習できるサンドアート特別映像(https://youtu.be/apCw37dFH48)が公開された。ナレーションは、超実写プレミアム吹替版でムファサ役を務めた尾上右近と、タカ役の松田元太(「Travis Japan」)が担当した。 【フォトギャラリー】ワールドプレミアのレッドカーペットに登場した松田元太 アフリカの大地を舞台に生命をテーマに描いたアニメーション映画「ライオン・キング(1994)」は、映画賞、音楽賞を総なめにし、2019年には超実写版が公開。ディズニー映画として世界歴代映画興収No.1となる約16.6億ドルを記録した。 今作では、「ライオン・キング」で息子シンバを命がけで守ったムファサ王と、ムファサの命を奪った“ヴィラン”スカーの若き日が描かれる。冷酷な敵ライオンから群れを守るため、新天地を目指す旅の過程で孤児から王へ運命を切り拓くムファサ。そして、彼の運命を変える“弟”タカ(後のスカー)。血のつながりを超えた兄弟の絆に隠された秘密が明かされる。 映像は、物語の舞台となる“サバンナ”から着想を得て、特別に制作されたもの。サンドアーティスト・画家として活躍するKohei氏が手掛け、ムファサらが辿る軌跡が、彼らの豊かな表情、肌質、皺、細かな毛の1本1本に至るまで、“砂”でリアルに表現されている。 ひいては悲しい決別の瞬間に向かっていく彼ら。だが、かつてムファサには、まだ心優しい子ライオン・タカだった頃のスカーに命を救われた過去があった。ある日、突然の洪水により、両親とはぐれ孤児となってしまったムファサ。そんな彼に手を差し伸べたのが、王オバシの子として生まれ、やがてその座を継いで王になることを約束されたタカだった。 幼い頃からずっと兄弟に憧れていたタカは、ひとりぼっちのムファサを快く群れに引き入れ、本当の兄弟のように一緒に成長していく。しかし突如、冷酷な敵ライオン・キロスが襲い掛かってきたことにより、状況が一変。群れを守るため、ふたりは肩を寄せ合い新天地・ミレーレを目指すが、とある出来事により、別々の運命を歩むことになる。映像の終盤では切ない表情で額を重ね合わせる姿が描かれ、温かくも切ない物語に期待が高まる。 Kohei氏は、「サバンナの雰囲気に合いそうな細やかな黄色砂を使用しました。短い映像ですが、どのシーンもキャラクターの生命感や、その個性からくる表情を尊重し、シーン毎の変化では物語の繋がりを大切にして描きました」とこだわりを語り、「映像を通して少しでも映画の魅力を感じてもらえればとても嬉しいです!」とコメントを寄せた。 「ライオン・キング ムファサ」は12月20日から全国公開。