アインシュタイン稲田は足がかゆくてリタイア、超人糸井嘉男氏はゴール間違い、寛平マラソン新喜劇
「フジパンPresents 淀川寛平マラソン2024」が15日、大阪・淀川河川公園で行われ、恒例となった駅伝では、阪神タイガースチームに初参戦の〝超人〟糸井嘉男氏(43)がたすきリレーを忘れて〝バンザイ〟ゴール。毎年、し烈な下位争いを繰り広げる寛平ゆかりの番組チーム対抗では今回もMBS「痛快! 明石家電視台」のアンカー、アインシュタイン・稲田直樹(39)が〝お約束〟の大迷走で、河川敷をNGK(なんばグランド花月)に変えた。 【写真】「道、間違えた…」前年は失格となったアインシュタイン稲田 〝超人〟糸井氏とアインシュタイン稲田が、チームの垣根を超えた爆笑たすきリレーで大会名物の駅伝を盛り上げた。 阪神チームの〝先頭打者〟を務めた糸井氏。「お客さんに喜んでもらう。寒いですけど、がんばりま~す!」とコースに飛び出したが、なんと両手を突き上げて単独ゴール! 関係者にたすきリレーをうながされ、折り返し点まで走ると、次走にたすきをつないだ。 「最後、ゴールやと思った!」と自ら大笑いの糸井氏は、後続の一般ランナーたちに激励の拍手を送ったり、ゴール付近に置かれた沿道応援用の自転車にまたがって記念撮影に応じるなど旺盛なサービス精神を発揮した。 締めは、「明石家電視台」劇場。昨年は稲田がコースを間違えて失格となったが、今年もネタを仕込んできた。3走までは宿敵「ほんわかテレビ」(読売テレビ)「探偵!ナイトスクープ」(ABC)に先着。4走の次長課長の河本準一(49)が「ナイトスクープ」に抜かれるも、たすきを受けた稲田が猛スタートダッシュを決め、迫る「ほんわか」を一気に離した。 が、「ほんわか」がゴールしても帰ってこず、寛平も〝ア~メマ〟の口調で「イ~ナダ!」と絶叫。ようやく姿が見えると、河井は「シンプルに遅いだけやないか」とあきれた。 しかし、ゴール寸前で稲田が転倒してからが真骨頂。駆け寄る河本に寛平が「さわったらアカン。棄権になるで」と声を飛ばす。突如、座り込んで左すねをかきむしる稲田に、河本がワセリンを差し出した。 「土日は皮膚科が閉まってて、お薬がもらえないから、かゆかってん」と〝号泣〟の稲田を河本らが抱きかかえてしまい、棄権が決まった。
「かゆみに耐えて、よくがんばった!」とメンバーに労われて大団円。ゴール周辺は大爆笑に包まれた。