衝撃の1試合3発、逆方向へ場外弾…ソフトバンク4年目捕手が7月5本塁打と覚醒中「バケモンやん」「こんなとこにおったらいかん選手」
ソフトバンク4年目捕手が長距離砲として覚醒気配―。7月に入り1試合3本塁打を放つなど5発を固め打ちする大暴れを見せている。 ■「バケモンやん」左中間最深部へ場外弾【動画❶】 驚異の打撃を披露しているのは牧原巧汰。2020年ドラフト3位で日大藤沢高校から入団した左打者は3軍でプレー中。4日の信濃グランセローズとの交流戦では、左腕との対戦で136㌔の直球をはじき返すと、打球は左中間最深部のスタンドを超える場外ホームランとなった。 6日の栃木ゴールデンブレーブスとの試合ではさらなる爆発を見せた。第1打席で右腕の140㌔直球を捉えると、衝撃音を残した打球はバックスクリーン横のネット最上段に突き刺さる先制ホームラン。8回の第5打席には、右腕の142㌔直球を振り抜き、バックスクリーン直撃の驚愕の一打を見せた。さらに打者一巡して回ってきた打席では、左腕が投じた110㌔カーブをフルスイング。高々と上がった打球をライトスタンドに突き刺した。 10日の茨城アストロプラネッツ戦では3打数3安打2四球と全打席出塁。11日の茨城戦では、7回1死までノーヒット投球を見せていた三浦遼大(青森山田高校出身)の144㌔直球を捉え、バックスクリーン直撃のホームランを放った。 牧原巧は7月に入るまでは打率1割台と苦しんでいたが、7月に出場した9試合で29打数10安打5本塁打8打点12四死球。打率.300に到達している。 この活躍にファンからは「打力のある捕手として一軍に定着してくれるとすごく楽しくなりそう」「バケモンやん」「最近異常に打ってるな」「こんなとこにおったらいかん選手」などの声が上がっている。
西日本新聞社