大垣会議所、創業塾をスタート
【西濃】大垣商工会議所は4日、大垣市情報工房(大垣市小野)で、創業予定者や創業5年未満の経営者を対象とした「夢をカタチにする創業塾」を開講した。全10講座で、11月13日にはビジネスプランの発表会を行う。初回講義には33人が出席した。 講師として、岐阜協立大学経営学部の竹内治彦教授が登壇。ビジネスプランの策定について、竹内教授は「市場から求められるビジネスをやることが重要。自分にしかできないことではなく、自分でもできることをビジネスにすると良い」と語った。講義後はワークショップを開催。「学園祭で焼きそば店を営業する」という設定の下、参加者はチームを組んでビジネスプランの策定に取り組んだ。 創業塾は2014年から開催。全講座を通じて、創業予定者はビジネスプランの策定、経営者は経営計画書のブラッシュアップを目指す。受講特典として講座の出席率が7割を超えた場合、小規模事業者持続化補助金で補助上限が通常50万円から200万円に引き上げられる。
同会議所の担当者は「コロナ禍を経て、創業意欲が高まっている」と話した。