「長い間傷つくだろう」「ガレスのためにも優勝したかった」また決勝で敗戦…英主将ケインの苦難は続く。無冠脱却の日は来るのか【EURO】
並々ならぬ覚悟で大一番に臨むも…
現地時間7月14日に開催されたEURO2024の決勝で、イングランド代表はスペイン代表とドイツのベルリンで対戦。1-2で接戦を落とし、初優勝を逃した。 【動画】17歳ヤマルが絶妙アシスト!N・ウィリアムスの鮮やかな先制点! 2大会連続で決勝に進んだイングランドは、47分にニコ・ウィリアムスに先制点を許した後、73分にコール・パーマーの同点弾で追いつく。しかし、86分にミケル・オジャルサバルに決勝点を叩き込まれ、再び欧州制覇まであと一歩で涙をのんだ。 得点王など個人では数々の名誉を手にしながら、チームタイトルとは無縁のハリー・ケインは、並々ならぬ覚悟で大一番に臨むも、“無冠の帝王”から脱却できず。英公共放送『BBC』によれば、試合後のインタビューで率直な思いをこう伝えた。 「今の気持ちを言葉にするのは難しい。タフな試合だった。試合を振り出しに戻したのは良かったが、それをさらに発展させられなかった。終盤の失点は本当に辛い。前半は苦しみ、ボールをキープできなかった。後半は良くなり、ゴールも奪えた。だけど最後はクロスからやられてしまった」 「非常に痛い。長い間傷つくだろう」と意気消沈のキャプテンは最後に、去就が注目を集めるガレス・サウスゲイト監督に言及。「ガレスは時間をかけて決めるだろう。彼のためにも優勝したかった」と悔しさを露わにした。 惜しいところまで行きながら、優勝が遠いイングランド。サウスゲイト体制のまま、2年後の北中米ワールドカップでリベンジを目ざすのか。それとも新たな指揮官を迎えるのか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
- 「サカとフォデンは幽霊」「アマチュア監督のせいで負けた」2大会連続で決勝敗戦のイングランド、母国のファンは不満爆発「ケインが出場した60分が無駄になった」【EURO決勝】
- 「槙野適当」がトレンド入り! EURO決勝解説の槙野智章がまさかの“誤報”でネット騒然! 長谷部誠が鋭いツッコミ「テキトーなのが世間にバレた」
- 「日本がW杯で4強に進出しても驚かない」プレミアに日本人5選手参戦に中国衝撃!「あと10年で、5大リーグすべてで11人のチームを結成できる」
- なぜ優勝候補ではなかったスペインがEURO決勝に進めたのか。「過去に記憶がない」ほど他を凌駕する強さを現地記者が読み解く【コラム】
- 悲しきラストダンス…39歳C・ロナウドが屈辱のメンバー入り。スペイン紙がEURO2024ワーストイレブンを発表