日本の球団が16歳キューバ人逸材を18億円で獲得検討?
しかし、同じくキューバから亡命したドジャースのヤシエル・プイグや、メッツのヨエニス・セスペデスに憧れるアルメンテロスは、日本ではなく、メジャーリーグでのプレーを強く希望していて、来年1月8日に、ドミニカのサン・クリストバルにあるパドレスの施設で公開トライアウトを行う予定だ。メジャー全30球団から150から200人のスカウトがチェックに来ると見られている。おそらく、その日本の球団もスカウトを派遣するだろう。同記事は、「2018年にはメジャーに昇格しているだろう。将来的には殿堂入りするようなプレーヤーになりたい」というアルメンテロスのコメントも紹介している。 ナイチンゲール記者は、「次のアルバート・プホルスであり、デレック・ジーターのように優勝をあらそい、ロベルト・クレメンテのように伝説となる」と締めくくった。メジャーでは、16歳以上はプロ契約が可能で、キューバ人のアルメンテロスはドラフト対象地域の選手ではないため来年7月2日以降に契約が解禁されるという。アルメンテロスのメジャー希望が強いため、日本の球団が獲得できる可能性は薄いと考えられるが、海外のアマチュア経験しかない16歳の選手を他の外国人選手を獲得する際と同様にフリーエージェント扱いでNPBに獲得できるかどうかの議論も出てくるだろう。