【川崎・鬼木達監督が説く、突き抜けるために必要なこと(2)】「チーム・個人としても羽ばたいていく上で非常に重要」と語る、サッカー選手だけではなく求められる姿勢
「たとえば、怒ってもいい」 表情や声掛けでのアクションをもっともっと求める川崎フロンターレの鬼木達監督。そこで思い起こされたのが、昨季序盤のやはり勝てなかった時期だ。そのピッチの上で、ふだんはクールな印象を持つ選手が気持ちや要求を強く発する場面があった。そして、1年前の鬼木監督もそれについて肯定的な話をしていた。 ■【画像】ついに練習参加! イングランド2部で活躍する三好康児の川崎の練習参加の様子!■ そうした選手が負傷や入れ替わりでピッチに立っていないことも要因なのか、そう指揮官に問うと、「サッカー界だけではなくて、“今”っていうこの時代ではないですけど」という言葉が出てきた。 これは推論だが、現代はなかなか声を上げにくい時代でもある。おそらく、職場やそれぞれのコミュニティで、自分の気持ちをどう表現していいか考えたことがある人はきっと多いはずだ。 それが仕事であっても、相手がいる中では気を遣ってしまうこともある。それでも、サッカー選手という職業だけにかかわらず、「やっぱりそこで突き抜けていくために必要なことだし、チームとしても必要だし個人としても羽ばたいていく上では、やっぱり、非常に重要な部分」になるのではないかと、説く。もちろん、表現を考えたうえでのものではあるが、伝えようとしなければ伝わらないことは多い。
■「100%の力を出して初めて100%の結果が帰ってくる」
「積み上がっているけれども、勝ってちゃんとしたものにしていきたい」 一進一退の浮き沈みがあったとしても、結果的に右肩上がりになるように。そういう気持ちで、トレーニングに挑む。そして、そのアプローチを確固たるものにしたいからこそ、勝利が重要だという。 今の課題は明白。先制点が取れているからこそ、「そこから2点目を奪って相手を引き離す作業」だ。結果的に大量失点の試合があったとしても、その前に流れを掴んでいればけっして違う展開になった。それは、相手選手の試合後の証言からも明らかだ。 5月の反転攻勢は途中で失速してしまったが、目指すサッカーに変わりはない。 「100%の力を出して初めて100%の結果が帰ってくる」 こう話す指揮官が、麻生グラウンドで全力のトレーニングに取り組む。 (取材・文/中地拓也)
サッカー批評編集部
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