イ・ジョンジェ&チョン・ウソン率いるArtist United、事務所をめぐる疑惑に「いかなる違法行為もない」
俳優のイ・ジョンジェとチョン・ウソンが率いるArtist Unitedが、事務所をめぐる疑惑について「いかなる違法行為もなかった」と明らかにした。 Artist Unitedは11日、公式サイトを通じて、同日報じられたある韓国メディアの記事に対する反論コメントを伝えた。 同社は「3日、金融当局の調査が始まったとき、調査官から当社の内部の役員や職員、そして主要株主は未公開情報を利用した行為と関連し、全く疑いの余地がなく、外部で未公開の情報を利用した状況がキャッチされ、事務所に資料の提供を要請するという事実を伝えられた。これに対し、当社も誠実に協力すると伝えたが、くれぐれも当社の業務に支障がないよう迅速に調査を進めてほしいと要請した。その過程でいかなる雑音もなく、要請された資料も全て誠実に提供した」と説明した。 続けて「その過程で当社は元社員や現社員を対象に内部監査を行い、先行売買、未公開情報を利用した行為と関連し、いかなる違法行為もないことを確認した。それだけでなく、外部の未公開情報を利用した疑いに対しても当社の情報提供や業務上の過失もないことを確認した」と伝えた。 最後に「悪質で深刻に歪曲された報道により、当社はこの数営業日間、株価が最安値と最高値を行き来し、企業の本質的な価値や事業の方向性とは全く関係なく、不安定な状況に置かれることになった」とし「当社もメディアの悪質な報道による株価の下落や、合併失敗などリスク対応の観点で事態を非常に深刻に見ており、被害を受ける株主の方々を勘案しても民事・刑事上の措置をはじめとするすべての法的措置を取るつもりだ」と付け加えた。 AIビッグデータプラットフォーム事業をベースにした会社で、KOSDAQ(コスダック:韓国の証券市場)上場企業であるArtist Unitedは11月、イ・ジョンジェとチョン・ウソンが率いるArtist Companyに合併された。 Artist Companyはアン・ソンギ、イ・ジョンジェ、チョン・ウソン、ヨム・ジョンア、パク・ヘジン、キム・ジョンス、パク・ソダム、ペ・ソンウ、イム・ジヨン、シン・ジョングン、キム・ジュンハン、パク・フン、ウォン・ジナ、コ・アソン、ピョ・ジフン、キム・ヘユン、チョ・イヒョン、チャン・ドンジュ、チャ・レヒョン、チェ・ギョンフン、ユ・ジョンフなどが所属している俳優プロダクションである。Netflixシリーズ「静かなる海」(脚本:パク・ウンギョ、演出:チェ・ヒャンヨン)、ENAドラマ「愛していると言ってくれ」(脚本:キム・ミンジョン、演出:キム・ユンジン)、映画「ハント」(監督:イ・ジョンジェ)などのコンテンツも制作した。 Artist Companyの社内取締役だったイ・ジョンジェは昨年、Artist Unitedの筆頭株主になった。 Artist Unitedは最近、「財閥家の末息子」「白雪姫には死を-Black Out」などを手掛けたArtist Studio(旧レモンレイン)を買収した。今年は映画「#彼女が死んだ」(監督:キム・セフィ)の配給を皮切りに同名の小説を原作としたドラマ「Salon de Holmes」の制作に続き、ソン・ガンホ、パク・ジョンミン主演の映画「1勝」(監督:シン・ヨンシク)を共同配給し、制作配給部門も強化した。
ファン・ヘジン