このまま“出番なし”に…?阪神、今季1軍出場ゼロの選手(4)「早く1軍へ」の待望論も…?
いよいよプロ野球はシーズン最終盤を迎え、1試合の重みがさらに増してくる時期となった。リーグ連覇を狙う阪神タイガースでは、前川右京などの新戦力が台頭した一方で、まだ一軍での出番がない選手も多い。そこで今回は、ここまで一軍出場がない阪神の選手を取り上げる。(※今季成績は9月19日時点)
中川勇斗
投打:右投右打 身長/体重:172cm/75kg 生年月日:2004年1月27日 経歴:京都国際高 ドラフト:2021年ドラフト7位 攻守に猛アピールを続けているのが、高卒3年目の中川勇斗だ。 京都国際高では、2年秋には正捕手の座を獲得。3年夏は4番に座ると、甲子園行きを決めるホームランを放つ活躍で、チームの中心的存在に。 同夏の甲子園でも2本のホームランを記録し、ベスト4入りの立役者に。その後、ドラフト7位で阪神タイガースから指名を受けた。 高卒1年目からファームで50試合に出場すると、打率.295の好成績をマーク。 昨季は交流戦のタイミングで一軍に昇格するも、残念ながら出番は巡ってこなかった。 今季も一軍出場は果たせていないが、ファームでは69試合の出場で打率.321をマーク。得点圏打率も.404を叩き出している。 近い将来の正捕手候補として期待されている中川。今季中の一軍デビューが待ち望まれている。
ベースボールチャンネル編集部