【年金密着】年収3000万円の売れっ子漫画家が突然視力を失い、月3万5000円の年金生活に…“光”を失った絶望の中でも再び笑顔になれた背景には、献身的に支えてくれる“ギャル”の存在
■自宅を自力で移動できるように…いろんな人に支えられ、元の生活の一部を徐々に取り戻す
それでも、1年前はなかった明るい表情が見られる場面も―。この日、二人が向かったのは、浅草おにぎり『はるちゃん』です。 (浅草おにぎり『はるちゃん』・堀江麗奈代表) 「先生、こんにちはー!いらっしゃいませ、いつもありがとうございます」 (御茶漬海苔さん) 「いえいえ~」 Q.先生のお気に入りの具材は? (御茶漬海苔さん) 「サバです」 (ブリトニーさん) 「いつも一緒なんですよ、頼むものが(笑)」 (堀江代表) 「そうですね(笑)サバか、たらこも食べますね」 (御茶漬海苔さん) 「たらこも食べます」
そして、今度は寿司酒場『えどまる』へ。 (ブリトニーさん) 「大将!今日、来ました」 (御茶漬海苔さん) 「どうも、どうも」 (寿司酒場『えどまる』・足立裕代表) 「目が見えていた頃、2日に1回ぐらい、ずっと来ていただいていました。最初、お客さんが全然入っていなかったけど、『頑張って』とずっと言ってくれていて」
(ブリトニーさん) 「今、満席じゃないですか(笑)」 (足立代表) 「おかげさまですよ、本当に」 (御茶漬海苔さん) 「凄いね」
目が見えていたころに通っていたお店を訪ねては、店員さんと仲良くおしゃべり。 (『東京 浅草チキン』ハッピー溝上さん) 「わかりますか?ハッピーですよ」 (ぷりてぃ溝上さん) 「こんにちは~。顔色が良いですね」
今月の年金、最初の使い道は、大好物の唐揚げをご購入。 (ブリトニーさん) 「本当に熱いですよ」 (ぷりてぃ溝上さん) 「ふーふーしてくださいね」
(御茶漬海苔さん) 「ふーふー…熱い~(笑)」 元の生活の一部を徐々に取り戻している、御茶漬海苔さん。
さらに、自宅の生活にも変化が―。 以前は室内の移動もブリトニーさんやヘルパーさんに頼っていましたが、家具の配置や間取りを覚え、自力で移動ができるようになったといいます。 (御茶漬海苔さん) 「本当は怖いですよ。だけど、まあ、ここまではできるようになったんで、大丈夫かなと思っていますけどね」
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