【年金密着】年収3000万円の売れっ子漫画家が突然視力を失い、月3万5000円の年金生活に…“光”を失った絶望の中でも再び笑顔になれた背景には、献身的に支えてくれる“ギャル”の存在
右目の視力を失っても、漫画への思いは変わらない―。ブリトニーさんの助けを借りながら、ストーリーを考える原作担当として、再出発しようとしていました。
しかし…。 (御茶漬海苔さん) 「左目のほうが、この1~2週間で見えなくなったんです。介助なしで、外に出られない感じです」 右目だけでなく、左目もほとんど見えない状態になったといいます。
また、収入が年金のみなのに対し、生活の支出は、家賃を含めて約十数万円。 (御茶漬海苔さん) 「年金は家賃にも足りないんですけど、それでも、やっていくしかないから。貯金で何とかなると思いたいんだけど、きついですね」
漫画家として稼いだ貯金を取り崩しながらの生活。そんな中、行っていた節約が―。 (御茶漬海苔さん) 「工夫は、食べ物を減らすだけですね。一食100円か200円にすれば」 Q.どんな物を食べるんですか? (御茶漬海苔さん) 「パンとか、そんなもんです」
しかし、極端な節約を続けても、貯金は減る一方で…。 (御茶漬海苔さん) 「今は左目が見えないので、それの手術で医療費がかかると思います」 左目は、治療を続けると再び見えるようになる可能性があると語っていました。
■初密着から1年―手術後もほとんど視力は回復せず、傍らにはあの“ギャル”の姿
あれから1年が経った2024年12月。絶望の漫画家、その後の生活とは―。 (『ミヤネ屋』ディレクター) 「お久しぶりです」 (ブリトニーさん) 「お久しぶりでーす!」 (御茶漬海苔さん) 「お久しぶりです」
Q.外には、どれくらいの頻度で出ているんですか? (御茶漬海苔さん) 「2週間に1回ぐらいですかね。ブリトニーさんが来てくれて、『散歩をしましょう』と言って行きます」
(ブリトニーさん) 「目が見えないけど、毎日、先生楽しそうなんで。あと、元気になっているのがわかるので、それで私は十分です」 手術後もほとんど視力は回復せず、車いすでの外出を余儀なくされているといいます。
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