岸田首相 保険証の廃止は「国民の不安払拭の措置完了が大前提」
日テレNEWS
岸田首相は21日の会見で、来年秋に予定されている今の保険証の廃止について「国民の不安を払拭するための措置が完了することを大前提として取り組む」と強調しました。 岸田首相「来年秋の保険証廃止への国民の不安を重く受け止めており、現行の保険証の全面的な廃止は、国民の不安を払拭するための措置が完了することを大前提として取り組みます」 マイナンバーをめぐっては、公金受取口座やマイナ保険証が別人とひもづけられるなどのトラブルが相次いでいて、岸田首相は記者会見で「国民の不安を払拭するため、コロナ対応並みの臨戦態勢で政府横断的に取り組む」と表明しました。 政府は21日、省庁横断型の「マイナンバー情報総点検本部」を新たに立ち上げ、マイナポータルで閲覧可能となっている全てのデータについて、今年の秋までを目途に、総点検を行うとしています。
