ロイター/アフロ

「普通」が遠い 貧困リスクはそこにある

2015年12月16日(水)16時18分配信

「風俗という仕事があって、本当に良かった……」

山田史織さん(仮名、22)は、微笑みながらそう語る。都内の有名私立大学4年生。育ちの良さそうな清楚な風貌で、いくつか志望企業に内定をもらっている。大学の授業料を払い、普通の学生生活を送ることができたのは風俗のおかげだった。

風俗をセーフティーネットに生きる女性は、特別な存在ではなくなりつつある。高騰する学費をまかなうために風俗を選ぶ都会の女子大生も、後を絶たない。

ほかにも病気やリストラ、離婚、自立の難しい子ども……。性別、年齢にかかわらず、都会の貧困リスクはすぐそこにあるのだ。
(ノンフィクションライター 中村淳彦/Yahoo!ニュース・AERA編集部)

写真:アフロ

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