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渡辺靖

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慶応大学SFC教授/現代アメリカ論

報告

見解最新の米ピュー・リサーチセンターの世論調査では有権者の4人に1人がバイデン大統領、トランプ前大統領のいずれも嫌っている「ダブルヘイター」(double-haters)。「どちらが良いか」ではなく「どちらが悪くないか」が問われる、有権者にとっては厳しい選択の大統領選になっています。4年に1度の大統領選は「希望の選挙」と称されますが、今回はそうではなさそうです。そして、これは米国だけの現象ではなく、(イタリアを除く)他のG7の国々でも見られる構造的な問題です。

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  • 飯塚真紀子

    在米ジャーナリスト

    補足バイデン大統領とトランプ氏は両者とも高齢であるという点では同じですが、有権者の目にどううつるか、ルッ…続きを読む

コメンテータープロフィール

渡辺靖

慶応大学SFC教授/現代アメリカ論

ハーバード大学博士号(Ph.D.)ハーバード大学国際問題研究所アソシエート、パリ政治学院客員教授、ケンブリッジ大学フェロー、北京大学客員研究員、米ウィルソンセンター・ジャパンスカラーなどを歴任。専門は現代米国論、パブリックディプロマシー論。『アフター・アメリカ』(慶應義塾大学出版会)でサントリー学芸賞、義塾賞など。『文化と外交』『リバタリアニズム』『白人ナショナリズム』(以上、中公新書)、『<文化>を捉え直す』『アメリカとは何か』(以上、岩波新書)など多数。日本学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞など受賞。

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