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慶応大学SFC教授/現代アメリカ論

報告

解説トランプ氏にとって人工妊娠中絶が弱点であるように、ハリス氏にとっては不法移民=国境管理対策が弱点。候補者討論会ではトランプ氏が「ハイチからの不法移民が住民のペットを食べている」という誤情報を持ち出したことで、結果的にトランプ氏に批判の矛先が向かい、ハリス氏は救われました。しかし、トランプ氏のSNSへの投稿などをみても、残りの一ヶ月でこの問題を前面に出し激戦州での攻勢を強めてくることが確実です。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 石川智久

    日本総合研究所 調査部長/チーフエコノミスト

    補足欧米のエコノミストの方とお会いすると、彼らは「欧米諸国は難民や移民を受け入れすぎたのではないか」と言…続きを読む

  • 前嶋和弘

    上智大学総合グローバル学部教授

    補足ハリス側の「メディアイベント」。選挙戦の最終段階はどちらも「長所」をのばし、「短所」の穴埋めのための…続きを読む

コメンテータープロフィール

渡辺靖

慶応大学SFC教授/現代アメリカ論

ハーバード大学博士号(Ph.D.)ハーバード大学国際問題研究所アソシエート、パリ政治学院客員教授、ケンブリッジ大学フェロー、北京大学客員研究員、米ウィルソンセンター・ジャパンスカラーなどを歴任。専門は現代米国論、パブリックディプロマシー論。『アフター・アメリカ』(慶應義塾大学出版会)でサントリー学芸賞、義塾賞など。『文化と外交』『リバタリアニズム』『白人ナショナリズム』(以上、中公新書)、『<文化>を捉え直す』『アメリカとは何か』(以上、岩波新書)など多数。日本学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞など受賞。

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    補足支持者を固めることに注力するトランプ陣営に対し、ハリス陣営は共和党内の穏健派への支持拡大を重視してい…続きを読む

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  • 渡辺靖

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