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山崎貴裕

山崎貴裕

認証済み

気象予報士/防災士/気象解説者

報告

見解27日(木)から28日(金)にかけては、西日本を中心に警報級の大雨のおそれがあります。ただ“大雨のもと”となる「暖かく湿った空気」の量は、先週の土日ほどでは無いと見込まれます。梅雨前線や低気圧が土日に比べると陸地に近いことや上空の気圧の谷の接近のタイミングなどが上手く重なることで雨脚が強まりやすいと予想されているのでしょう。土日ほどの暖湿気では無いといっても、今の時期は一度雨雲が発達すると災害に繋がりかねないような危険な降り方になる事が頻繁にあります。最新情報に常に気を付けておきたい所です。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 松浦悠真

    気象予報士/静岡第一テレビ気象キャスター/防災士

    補足高気圧の張り出しが一気に強まり、前線に向かう暖湿流の流れ込みが強まります。梅雨に入るのが遅かったので…続きを読む

コメンテータープロフィール

山崎貴裕

気象予報士/防災士/気象解説者

自然豊かな環境で過ごした少年時代、山に登ると太陽に近づくのに何故寒くなるのだろうと疑問に思ったことがきっかけで気象に興味を持つ。 前職は東京都庁で浸水対策などのインフラ整備業務を中心に携わる中、大雨による気象災害を経験。自然災害が市民の生活に与える大きさを痛感し、2017年に気象予報士の資格を取得。現在はNHK山口の気象キャスターを務める。 山口県は三方を海に囲まれ、地域ごと・季節ごとに天気傾向が大きく異なる。そのため地域に密着したポイント予報を心掛けるとともに、特技の折り紙を交えながら楽しく分かりやすい「折り紙付きの天気予報」を実施中。 趣味は野球・ドライブ・パズル・人狼ゲーム。

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