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杉本和隆

杉本和隆

認証済み

整形外科医/苑田会人工関節センター病院長/都立大学客員教授

報告

人工関節は日本では年間約20万人の患者様が手術を受けていらっしゃいます。今回は加齢による変形性関節症への人工関節手術では無く、骨折に対しての絶対適応の手術です。1980年代から行われておりインプラントの長期成績ならびに機能は優れて進化しております。しかしながら患者様満足度が100%で無いことが今後の医学の進歩における課題です。手術周術期合併症はほとんどありませんが、患者様個々にあったインプラント選択、プランニング、手術手技を提供出来るかがポイントであり、医師の努力、勉強と経験の研磨が大切です。

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コメンテータープロフィール

杉本和隆

整形外科医/苑田会人工関節センター病院長/都立大学客員教授

人工関節移植手術において日本トップレベルの症例数を持ち、日本人に合わせた人工関節の開発にも携わる。従来の半分ほどの切開で人工関節を移植手術法を用い術後の回復を格段に早めることに成功。患者さんの夢に耳を傾けそれに応える人工関節手術、再生医療を行うことを信念としている。元横綱・白鵬関はじめ、プロゴルファー青木功氏、ジャンボ尾崎氏、格闘家武尊氏などの治療・リハビリテーション・トレーニングを行い、深い信頼を得ている。日本人工関節学会評議員 アジア整形外科学会理事 東京都立大学客員教授 米国医療開発ボードメンバー

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