補足covidに一息ついた感がありましたが、今年は季節外れのインフルエンザ、また咽頭炎なども流行しているようで、歌い手にとってはかなりナイーブな時期に入っているように思います。先日ゴスペラーズ黒沢さんの咽頭炎による公演中止等もありましたが、片岡さんの場合も声帯炎による不調との事。小指先くらいのサイズに過ぎない声帯(15mm〜20mm)で全身全霊を込めてステージに臨んでいる歌手にとって、精神的にもとても歯痒く辛いものだと思います。回復を焦るあまり吸入型ステロイドの積極的な治療に頼る歌い手も周りにはいますが、医師でない声楽家の一意見として、個人的には避けたいところです。小さく非常にデリケートな筋肉である声帯だからこそ、焦らずゆっくりとお医者様と相談しながら治療されてください。 年末にかけて、コンサートやライブ等が目白押しになりますが、仕事上声を使う私達は一層毎日の健康管理、喉のケアが必要に思います
コメンテータープロフィール
京都府出身。武蔵野音楽大学音楽学部声楽学科卒業、二期会オペラ研修所修了。Hi-De Shout International代表取締役在学中より舞台コンサートに多数出演。大学卒業後、二期会オペラ研修所で研鑽を積みミラノ、NY、LAにてオペラ、GOSPEL、ポップス発声を学ぶため遊学。ベートーヴェン交響曲第9番「合唱」(仙台フィル)のバリトン独唱、NYカーネギーホールに「HIDE GODSPEL JAPAN」を率いて出演等の経歴を持つ。昨今では、音楽チャンプ(テレビ朝日)のレギュラー審査員、PRODUCE 101 JAPANのボーカル部門を担当するなどメディアでの活動の場を拡げている。
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