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白鳥浩

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法政大学大学院教授/現代政治分析

報告

解説社民党は沖縄では根強い人気を誇る。 それは、55年体制における野党第一党であった社会党時代に、沖縄において支持者の獲得に成功したということがある。 そうした中で、憲法の問題をしっかりと正面から取り上げる、いつもながらの姿勢には、基地を抱える自治体においては多くの支持もある。 社民党がマンネリであるという意見もあるが、そうして変わらないことも意味があるのかもしれない。 「アジア版NATO」をさけぶ石破政権に対して、沖縄の有権者の態度が注目される。

コメンテータープロフィール

白鳥浩

法政大学大学院教授/現代政治分析

日本政治法律学会理事長。博士(政治学)。日本の政治、選挙、政策変容を中心に、それとの比較で海外の政治変容にも関心を持つ。東京、地方での講義、講演、出演依頼は可能な限り喜んで引き受けている。というのも多様な地域の大学での研究、講義経験や、政治家、ジャーナリスト、研究者、市民からの示唆は、自分の糧であり、その交流は喜びである。国内では静岡大学助教授、長崎県立大学専任講師、海外では英国オックスフォード大学ニッサン日本研究所、オックスフォード大学ペンブローク・カレッジ客員フェロー、ドイツ連邦共和国マンハイム大学客員教授、ノルウェー王国オスロ大学客員研究員等、学会では日本政治学会理事なども歴任した。

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