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白鳥浩

白鳥浩

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法政大学大学院教授/現代政治分析

報告

解説G7で訪問しているイタリアで、岸田首相は衆院解散や党役員人事については、「今は考えていない」とした。 岸田首相としては、とりあえず政治資金規正法の改正を行った、という成果を残しておきたいというところだろうが、それが十分なものではないということとなれば、「とりあえず改正した」というだけとなる。それでは支持率は上がらない。 解散も出来ないままに、岸田首相が自らの政権の延命を図るためには、まずは内閣改造や党役員人事に着手して、支持率を上げていつでも解散総選挙に臨むことが出来る状態を作ることだろう。 恐らく岸田氏が第一に考えているのは、すきま風の吹いている幹事長の交代というところかもしれない。というのは幹事長は総裁とともに選挙にむかって二人三脚で臨むものであり、すきま風があってはならないからだ。 国会は23日までであり、その後の岸田氏の行動に注目が集まる。

コメンテータープロフィール

白鳥浩

法政大学大学院教授/現代政治分析

日本政治法律学会理事長。博士(政治学)。日本の政治、選挙、政策変容を中心に、それとの比較で海外の政治変容にも関心を持つ。東京、地方での講義、講演、出演依頼は可能な限り喜んで引き受けている。というのも多様な地域の大学での研究、講義経験や、政治家、ジャーナリスト、研究者、市民からの示唆は、自分の糧であり、その交流は喜びである。国内では静岡大学助教授、長崎県立大学専任講師、海外では英国オックスフォード大学ニッサン日本研究所、オックスフォード大学ペンブローク・カレッジ客員フェロー、ドイツ連邦共和国マンハイム大学客員教授、ノルウェー王国オスロ大学客員研究員等、学会では日本政治学会理事なども歴任した。

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