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佐々木成三

佐々木成三認証済み

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元刑事部捜査第一課・警部補/一般社団法人スクールポリス理事

報告

解説学校内や施設内、そしてこの事件のように社内で発生しているいじめから発展する事件においては、異様な状況が長く常態化することで行為がエスカレートし大きな事件に発展することがこれまでも多々ありました。 異常な状況が常態化になるには、他人が見て見ぬふりをしていたり、他人の行動に無関心であるが故に周りが気づかなったという要因が考えられます。 まず組織は個人の問題を全体の問題として捉え、小さな異常に気づく習慣や体制づくりが、後の大きなトラブルや事件を防ぐ対策になります。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 京師美佳

    防犯アドバイザー/犯罪予知アナリスト

    見解悪ふざけで済まず、もし扉が開かなければ亡くなっていてもおかしくない事案です。被害者やご家族からすれば…続きを読む

  • 出口保行

    犯罪心理学者/東京未来大学こども心理学部教授

    解説傍観者効果。見て見ぬふりをすることを言います。きっと常態的にこうした「いじめ」行為は起きていたのだと…続きを読む

コメンテータープロフィール

佐々木成三

元刑事部捜査第一課・警部補/一般社団法人スクールポリス理事

22年の警察人生のうち、埼玉県警察本部刑事部捜査第一課で10年間従事し、数々の重要事件捜査本部において被疑者の逮捕、取り調べ、捜査関係者からの情報収集、被害者対策、遺族担当に関わり、多くの経験があります。また、捜査一課においては、デジタルフォレンジック(デジタル証拠)を収集・ 解析するデジタル捜査班⻑として、パソコン、防犯カメラ、スマートフォンの解析を経験しており、サイバー犯罪捜査においても知識を有しています。

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